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プラハの春 不屈のラジオ報道

2024年チェコ映画年間興行成績&動員No.1
映画祭
もしこれを放送できたら、世界が変わるー
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1968年〈プラハの春〉、ソ連軍の侵攻で放送局を占拠されても、市民と自由のために、真実の放送を続け闘ったラジオ局員たちの、緊迫の実話。
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12/12(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
1968年〈プラハの春〉、ソ連軍の侵攻で放送局を占拠されても、市民と自由のために、真実の放送を続け闘ったラジオ局員たちの、緊迫の実話。
12/12(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
劇場情報
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ムビチケ
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Introduction

アカデミー賞国際長編映画部門ショートリスト チェコ&スロバキアのアカデミー賞で16冠!!
チェコ年間動員&興行成績No.1!歴代2位の記録的大ヒット!
戦車に囲まれても、命がけで報道を続けた、ラジオ局員たちの姿に胸が熱くなる、感動作

世界中で若者たちの理想とエネルギーが爆発した1968年-ベトナム反戦運動、五月革命、文化大革命、日本の学生運動。ソ連の共産主義支配下にあった東欧のチェコスロバキアでも、若者たちがデモやチラシで民主化運動を起こした。その機運は国中に広まり、検閲の廃止や言論の自由が認められ、ついに“プラハの春”が訪れたと国民が思った矢先、ソ連がワルシャワ条約機構の軍を率いてチェコスロバキアに侵攻。軍は、当時の最大報道機関であるラジオ局を制圧し、「ソ連がチェコスロバキア国民を救出に来た」とフェイクの放送を流そうとする。しかし、ラジオ局の報道局員たちは、権力と戦車に立ち向かい、回線技術を駆使し、ラジオ局の外から真実の報道を続け、市民を励まし続けた。
この心揺さぶる感動の実話を描いた本作は、チェコ本国で8週1位、年間動員1位、国内映画年間興行成績1位、国内映画歴代2位と記録的なヒットとなり、チェコとスロバキア両国の国内最高映画賞16冠と圧巻の受賞。アカデミー賞国際長編映画部門ショートリスト(最終15作品)に選出された。

STORY

チェコスロバキア国営ラジオ局の国際報道部は、部長ミラン・ヴァイナーの下、政府の検閲に抵抗し自由な報道を目指して活動している。亡き両親に代わり弟パーヤの世話をするトマーシュは、中央通信局で働いていたが、上司命令により報道部で働くことになった。それは、学生運動に参加している弟を見逃す代わりに、報道部とヴァイナーを監視する国家保安部〈StB〉に協力させるためだった。ヴァイナーや局員たちの真実を報道しようとする真摯な姿勢を間近で目にし、信頼され仕事も任せられるようになったトマーシュは、弟の心配と良心の呵責で葛藤する。やがて、“プラハの春”が訪れ、国民が歓喜する中、トマーシュは中央通信局に呼ばれ、驚くべき内容をラジオで報道するよう命じられる-。

“プラハの春”の影響

“プラハの春”は武力により1968年夏に数か月で制圧されたが、市民より生まれた民主化と自由を求める波は周辺諸国へと広がり、1989年にソ連の解体、東欧革命へと発展。またヨーロッパを越え、1979年の韓国「ソウルの春」、2010年のアラブ諸国の「アラブの春」へと影響を与えた。

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もしこれを放送できたら、世界が変わるー

REVIEW

心揺さぶられるスリリングな物語

Červený koberec

『アルゴ』のような緊張感!

Santa Monica Mirror

上映中、
拍手が一度ではなく三度も起こった

Webs of Significance

ジャーナリズムの重要性を
力強く主張している

The Hollywood Reporter

歴史を知らない観客も
きっと魅了されるだろう

Prague Reporter

CAST
CAST

ヴォイチェフ・ヴォドホツキー(トマーシュ役)
マイク
ヴォイチェフ・ヴォドホツキー(トマーシュ役)
1994年2月18日生まれ
俳優兼シェフの父を持ち、5歳の時、父と妹と初めて舞台に立つ。プラハの舞台芸術アカデミーで演技を学び、舞台やTVに出演するようになり、2022年のTVシリーズ「Iveta」で、25歳で亡くなった実在の歌手ペトル・セペシを演じ、自ら劇中の歌も歌い、広く知られるようになった。本作でチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)主演男優賞にノミネートされ、スロバキア・アカデミー賞(Sun in a Net Awards)主演男優賞に輝いた。
スタニスラフ・マイエル(ミラン・ヴァイナー役)
マイク
スタニスラフ・マイエル(ミラン・ヴァイナー役)
1978年6月5日生まれ
舞台を中心に活躍し、2013年のチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)5部門にノミネートされた映画『Honeymoon』の出演で映画界でも存在を印象付けた。本作でチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)助演男優賞を受賞した。
タチアナ・パウホーフォヴァー(ヴェラ・シュトヴィツコヴァー役)
マイク
タチアナ・パウホーフォヴァー(ヴェラ・シュトヴィツコヴァー役)
1983年8月13日生まれ
ブラチスラバ(現スロバキア首都)の舞台芸術アカデミーで演技を学び、スロバキアとチェコ共和国双方の映画やTVで活躍。2007年にベルリン国際映画祭のシューティング・スター賞に選ばれ、2016年にはNetflix『悪魔の愛人:リダ・バーロヴァ』でゲッベルスの愛人を演じ、世界中に存在を広めた。2014年『Burning Bush』、2015年『Tender Waves』でチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)主演女優賞にノミネートされ、3度目の本作で助演女優賞に輝いた。スロバキア・アカデミー賞(Sun in a Net Awards)では本作で主演女優賞にノミネートされ、5度目のノミネートとなる。
オンドレイ・ストゥプカ(パーヤ役)
マイク
オンドレイ・ストゥプカ(パーヤ役)
2005年1月21日生まれ
雑誌のモデル活動などを経て、本作に抜擢され、映画デビュー。自ら脚本にも参加した恋愛短編映画『Rande naslepo』(2024)や、コメディTVシリーズ「Limity」に出演した。

STAFF

イジー・マードル(監督・脚本)

1986年10月23日生まれ
脚本家、俳優、映画監督。チェスケー・ブジェヨヴィツェのカトリック高校に学び、16歳までアイスホッケーの競技選手として活動。学生時代には演劇に出演し、自作の戯曲で若手コンテストにて受賞。プラハのヤン・アーモス・コメンスキー大学で社会・マスコミュニケーションを専攻し、アメリカのニューヨーク・フィルム・アカデミーでは脚本講座を受講。2004年『Snowboarders』で映画デビューし、その後ミハエラ・パヴラートヴァー監督『Night Owls』、ボフダン・スラマ監督『Four Suns』、ヤン・ニェメツ監督『The Wolf from Royal Vineyard Street』などチェコ内外の監督と仕事を重ねる。国外作品では、TVシリーズ『ボルジア 欲望の系譜』、ドイツの法廷ドラマ『Die Ermittlung』、スイス映画『Charlotte, una di noi』などに出演。2008年、映画『Night Owls』でカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭の主演男優賞を受賞、『Modelar』ではチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)助演男優賞も受賞。

監督デビュー作である自身脚本の『海へ行こう!』(英題:To See the Sea)(2014)はチェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)で3部門ノミネート、チェコ映画批評家賞では5部門にノミネートされ、新人賞も受賞。また、ソウルYIFF、モントリオールICFF、VOICESヨーロピアン映画祭、モトヴン映画祭、ズリーン映画祭など、世界各地の映画祭で計17の賞を受賞。『On the Roof』(2019)ではマンハイム映画祭のグランプリ、カルロヴィ・ヴァリ映画祭の観客賞を受賞し、チェコ・アカデミー賞(チェコ・ライオン賞)では7部門にノミネートされた。そして本作『プラハの春 不屈のラジオ報道』は、世界中の映画賞で37ノミネート20冠に輝いた。